仕事の話

塾講師のアルバイトの話。

新年明けましておめでとうございます🎍

昨年ブログを読んでくださった皆様、ありがとうございます!

今年もよろしくお願いいたします!!

今年はお仕事のことだけではなくプライベートな内容も投稿する予定です。

今日から数回に分けて、私が経験したアルバイトの話をしていこうと思います。

Web業界を目指されている方の中には、

就職活動中のアルバイトを探されている方もいるかもしれません。

また、この春大学生になるのでアルバイトを探している方にも読んでいただければ幸いです☺️

本当に高時給なの??大変じゃない??と聞かれることが多い塾講師のアルバイト。

実際に働いて感じたことを正直にお伝えできればと思います!

塾講師のアルバイトを2度経験

高校卒業後に一番最初に始めたアルバイトが塾講師でした。

2度目は、職業訓練校に通う1ヶ月ほど前からWebisで正社員になるまでの約1年3ヶ月間勤務していました。

1度目は大学卒業後は教師になりたいと思っていたので、

『教えること』に慣れるために始めました。

2度目は、自宅から通いやすい距離に塾があったことと、

1度経験したアルバイトなので就職活動の妨げにもならないだろうと思い、始めました。

どちらも個別指導塾でしたが、

それぞれ違う塾に勤めたため、仕事内容も異なる部分がありました。

ここからは、1度目に勤務した塾をA塾、2度目に勤務した塾をB塾と呼びます。

仕事内容

塾講師の主な仕事内容は計画・授業準備・授業の大きく3つに分けられます。

計画

塾に通う生徒は『テストでいい点を取りたい』『志望校に合格したい』

などそれぞれ目標を持っている場合が多いです。

生徒が目標を達成するためにはいつまでに・どんな学習で・どんな力を養わせるか、あらかじめ授業計画を立てておくことが重要になります。

この授業計画を、カリキュラムと呼ぶ場合が多いです。

実際A塾では全生徒に対して担当講師がカリキュラム表を作成していました。

カリキュラムを作成することによるメリットは、

1人ひとりにあった授業ができること、軸の定まった授業ができる、などが挙げられると思います。

授業準備

授業で使うものを自分の授業ブースに持っていき、授業が円滑に進められるように準備をします。

A塾では生徒ファイル、バインダー(裏紙を挟んでおく)、ボールペンを、

B塾では生徒ファイル、ボールペン、水性マーカーをブースに持って行っていました。

A塾のバインダーは、生徒から質問を受けた時、解説するために使っていたもので、

B塾では各机に備え付けられているホワイトボードで解説していました。

生徒ファイルにはこれまでの指導報告書がまとめられています。

前回の授業内容・次回の授業内容や、

生徒がどういうところでつまづきやすいのか、その日の体調・話した内容などが記録されています。

ブースで生徒ファイルに目を通したら、その日の授業範囲を確認し、

必要であれば教材をコピーしておきます。

授業

授業の進め方は人それぞれですが、

学習内容の概要(数学であれば公式や解き方、英語であれば文法など)を説明し、

実際に生徒に解かせた後答え合わせをして、

間違ったところを解説するという流れになります。

生徒が間違えた問題が、自分もわからない問題だったらどうしようと心配される方もいると思います。

実際私も塾講師を始めたばかりの頃は、いつわからない問題を聞かれるだろうとドキドキしていました😂

解決策は割とたくさんあって、

解説するのではなく『一緒にやってみよう』と声をかけ生徒と一緒に解き直してみたり、

塾にある教科書をブースに持ってきて、生徒に教科書の内容を読み聞かせているふりをして自分も理解したり、

前後のブースにいる講師に聞いてみたり、

『先生もわからんからこの問題先に解いてもらってる間にもう一回やってみるわ』と時には素直にわからないと伝えるのも全然大丈夫です。

場数を踏んでいくうちに誤魔化し方も上手くなります😌

生徒が問題を解いている間に指導記録書を記入します。

1回で2〜3人の授業を担当するので、記入する時間を確保するのは至難の業だったりします。

大変なこと

塾講師をしていて大変だと感じたことが2つあります。

1つは長期休暇中の特別講習、もう1つは受験生の授業です。

A塾で特別講習を5度経験しました。

大学もお休みなので稼ぎ時だなと思って1日6,7コマほど担当していました。

大学がある時は多くて2コマだったので授業の準備が追いつかずとても大変でした。

休憩時間も授業の準備で終わってしまうので、

当時はゆっくり休憩できなかったなぁという記憶があります🥲

受験生の授業については、1:2の授業で2人とも志望校の過去問を解いていて、

2人が解き終わるまでに2種類の過去問を解きおわらければいけないのが大変でした。

私は文系出身なので、国・英・社を担当することが多く、

国・英の過去問には長文読解が含まれるのに、生徒の倍のスピードで解き終わらなければいけないのがかなりしんどかったです。

『受験生の時にもっと長文読解を極めておくんだった』といつも思っていました。。。

良かったこと

塾講師のアルバイトを経験して良かったなと思うのは、自分なりの教え方や伝え方を模索できたことだと思います。

塾講師として経験を積んで教育実習に臨めたことはもちろんですが、

1度目の塾講師のアルバイトや、飲食店のアルバイトでリーダーを経験した時、

教える力は教育現場だけでなく、どこでも役に立つ力だということを身をもって実感しました。

塾に通う生徒の中には、説明を理解するのに時間がかかったり、

何度説明しても間違えてしまう生徒もいます。

私自身も高校生で塾に通っていた時はそういう生徒の1人でした。

そういう様子を見て生徒を責めるのではなく、

『つまづいている原因があるはずだから探してみよう』と思えるようになりました。

また生徒1人ひとりに合わせて教え方や伝え方を変えた経験があったおかげで、

他のアルバイトでも人に教える時には、

『この人にはどんなふうに伝えるのがいいかな』と考えることができたように思います。

本当に高時給??指導する教科は選べる??

塾講師は高時給だと言われるがちなアルバイトだと感じます。

私も塾講師のアルバイトをしていると話すと、

『時給良いんやんな??』と聞かれることが度々ありました。

私が勤務した2つの塾は時給制ではなく、1コマあたりの賃金が決まっているコマ制でした。

また、休憩時間も授業準備に削られたり、難しい範囲の授業をする時は早く出勤したり、

シフトが終わってから予習をすることもありました。

そういった面を全て考慮すると、他のアルバイトに比べて特別時給が高いと感じることはなかったです。

ちなみにA塾では授業時間外の準備にかかる時間に対して、授業前後の手当が賃金に含まれていました。

そしてもう1つ心配されるのが、『苦手な教科を教えることになったらどうしよう』ということだと思います。

私の経験上、面接時に指導できる教科を聞かれるので、

苦手な教科を担当することはほぼないと言えます。

講師の急な欠勤があった場合も、塾長が生徒を入れ替えるなどして対応してくださいました。

ただし、やむを得ず担当してほしいとお願いされる場合もあります。

私の場合『理系教科は教えられない』と伝えていましたが、

苦手な教科でも部分的に指導できる範囲があれば、代講(代わりに授業を受け持つこと)を引き受けるようにしていました。

私は、断ったのに無理やり担当させられた経験は1度もないので安心していただければと思います☺️

最後に

いかがでしたでしょうか??

今回は塾講師のアルバイトについて書かせていただきました。

塾講師のアルバイトを検討中の方のお役に立てれば幸いです!!

次回は飲食店のアルバイトについて書きたいと思っています!

最後までご覧いただきありがとうございました🙇🏻‍♀️