動画編集の話

未経験Webデザイナーが動画案件を担当するまで#10〜ついに案件を担当!!〜

みなさんこんにちは🌞

2月中旬についに初の動画案件を担当させていただきました🎉

担当させていただいた動画が公開されるまでに時間が空いたので、

ご報告できるまで少し時間が経ってしまいました。。。

今回は動画案件をいただくまでの流れや、ワークフロー、実際に担当してみた感想などをお伝えできればと思います。

ぜひ最後までご覧ください☺️

動画案件を担当するまでの流れ

案件を担当するまでの流れは以下の通りです。

  • ポートフォリオの制作
  • 営業
  • 打ち合わせ

順番に説明していきたいと思います!!

ポートフォリオの作成

動画の案件を取る上で必ず必要になるのがポートフォリオです。

ポートフォリオの作り方がわからなかったので、

作り方の解説動画や、Youtubeに公開されているポートフォリオを拝見しながら制作しました。

いろんな方の意見を聞いて、私が思うポートフォリオを制作するときのポイントは3つです。

①顔写真を入れること

 →顔が分かることで信頼感を与えることができると思います💭

  生産者が分かると安心して食材🍅を購入できるのと同じです!

②自分の技術を見せるよりも完コピに力を入れる

 →『1からチャンネルを立ち上げる案件でない限り、すでに公開されている動画と同じように編集する力が必要になる』と解説されている方がほとんどでした。

③できるだけ簡潔にまとまったポートフォリオにする

→短い尺で自分のスキルを見ていただけるように、簡潔にまとめることも重要です。

 動画があまりに長いと、クライアントが最後まで見ない可能性も考えられます。

 私の場合は自己紹介を最低限の内容(名前と使えるソフト)にして、サンプル動画の尺を長めに取っています。

改めて制作時間を計算してみたところ…

なんと27.7時間かかってました😇

日数にして11日。。。

他の案件を進めながら作っていたのもありますが、

今までVlogしか編集した経験がなかったので、

ビジネス系やエンタメ系の動画を作るのにかなり苦戦しました。

特にエンタメ系の動画を作るときに、日常であった面白い話を入れたかったのですが、

何も思い浮かばなくてかなりの時間悩みました🥲

ビジネス系はまこなり社長さん、エンタメ系は平成フラミンゴさんの動画を参考に制作しました。

普段何気なくみている動画も、

完コピを目的に見てみると効果音の使い方、BGM、フォントの種類や大きさなど、

たくさんの工夫が込められていることに気づき、とても勉強になりました。

こちらが実際に制作したポートフォリオです。

営業

Xで『動画編集者募集』と書かれているポストを検索し、

自分ができそうだと思う条件の案件があれば、

DMにてメッセージとポートフォリオを送らせていただきました。

人生初の営業だったのでどんなメッセージを送るべきか分からなかったですが、

簡単な自己紹介・得意な編集・やる気を記載しました。

初めまして。
大阪市内のWeb制作会社でWebデザイナーをしております、髙井と申します。
動画編集者募集のポストを拝見し、
興味がありましたのでご連絡させていただきました。
映像とBGMの雰囲気にこだわった編集が得意です。
やる気では負けません。
ぜひ一緒にお仕事させていただきたいですを
ポートフォリオを添付させていただきました。
会社のYouTubeにてvlogも毎月投稿しています。
https://youtube.com/@Webis-0808?si=ruyih5J6R_HDblrO
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認・ご検討の程よろしくお願いいたします。
髙井彩加

会社に所属している動画編集者に頼むと単価が高くなってしまうため、

フリーランス限定で募集をかけている方が多いようです。

会社に所属している方は確認をとってみてください。

初回打ち合わせ

DMを送ったところ、すぐに返信をいただき、

初回打ち合わせをさせていただきました。

この打ち合わせでは、

どんな動画案件を担当させていただけるのか、編集のポイント、納品までにかかる編集時間、連絡手段、契約方法などについて

30分程度お話しさせていただきました。

その後のやり取りはチャットを通して行い、

数日後に素材や編集時のマニュアルをいただき、編集に着手しました。

ワークフロー

今回の案件では以下の流れで編集を進めました。

  • テロップ打ち込み
  • テロップや映像素材にエフェクトを入れる
  • 効果音・BGMの挿入
  • 見直して修正する
  • 軽微な修正点の反映
  • お客様からの修正の反映

このように編集内容を羅列してみると簡単にできそうな気がしませんか??

私も『できるはず!頑張る!!!』と思っていたんです。

でも甘かった。。。

実際にかかった時間は35時間でした😨

初めての案件ということもあり、かなり時間がかかりました。

実際に案件を担当してみて感じたこと

素材のダウンロードに時間がかかる

動画編集に使う映像素材や、参考の動画ファイルを送っていただいたのですが、

ダウンロードに丸半日かかりました。

少しでも早くダウンロードするためにも通信環境を整えておくことが大切だとしみじみ思いました。

自分の編集スピードを正確に把握する

打ち合わせで「何日で編集できそうですか?」と聞かれて、

即座に答えることができませんでした。

さらに編集に着手する上でも、

いつまでにどの段階まで仕上げておくべきか計算できないので、

常に「納期に間に合わせられるか」という不安に襲われていました。

自分のテロップデザインを持っておく

今回担当させていただいた案件では、

すでにテロップデザインが用意されていましたが、

『この感情を表すテロップのデザインといえばこれだよね』という

自分の中でテロップデザインのベースを持っておけばよかったなぁと思いました。

いろんな動画編集者さんがおっしゃっていることですが、

自分で1からテロップを作るとどうしてもダサく見えてしまいます。

テレビやYouTubeの動画で使われているテロップで、

『素敵だな』と思うものを普段から集めておくと

いざという時に困らないのでこれからたくさん集めていこうと思いました。

普段から編集者目線で動画を見る

先ほどのテロップについてもそうですが、

どのタイミングで効果音が入っているのか、

どんな雰囲気の時にそのBGMが使われているのかを、

普段から意識してインプットすることが大切だと感じました。

何をいまさら当たり前のことを…っていう感じですが、

普段動画を見ていると、面白さが勝ってしまってついつい忘れてしまうんですよね。。。

いち視聴者としてではなく、編集者目線で動画を見てみると、

編集者の皆さんの技が1つの動画の中にたくさん込められているのが伝わってくるし、

『次の動画編集ではこれやってみたい!』というインスピレーションももらえるので、

違う楽しみ方ができるのではないかと思います!

最後に

Webisに入社した当時から動画案件を担当したいという目標がありました。

3月で入社してちょうど1年。

私の中で1番大きな目標を1年以内に達成することができてとても嬉しかったです。

まだできないことの方が多くて動画編集者としては未熟ですが、

1歩前進できたと思ってこれからももっともっとレベルアップしていきたいです。

そしてWebisのYouTubeでもさらに楽しい動画をお届けできたらいいなと思います!!

『未経験Webデザイナーが動画案件を担当するまで』というタイトルをつけているので、

連載としては今回が最後になります。

ですが今後も変わらず動画案件に挑戦しますし、

このブログでも動画編集について発信し続けていきたいと思っていますので、

温かい目で見守っていただければ幸いです☺️

最後までご覧いただきありがとうございました。